世界の果ての通学路 フランスから届いた世界の子供たちの“通学”ドキュメンタリー

良質のドキュメンタリーを多く作り出すフランスから、またひとつ子供たちの未来についての作品が届いた。

“通学路”を通じて子供たちの学習に懸ける思いとたくましさを綴る。

 

 

 
世界の果ての通学路

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本作に登場する少年少女たちは4人。

ケニアで15キロものサバンナを駆け抜けて学校へ通う少年。

野生動物が闊歩するサバンナでは象の襲撃で犠牲になる子供も少なくない。

両親は毎朝子供たちが無事でいるよう祈りをささげている。

またアルゼンチンのアンデス山脈から馬に乗って学校へ通う少年。

日々危険と隣り合わせの山道を抜けて通学している。

モロッコのアトラス山脈に住む少女は一族の中で初めて学校に通う世代。

毎週月曜日は夜明けに起床し、20キロ以上の山道を歩いて全寮制の学校へ通い、金曜日に同じ道のりを歩いて家路に向かう。

インドに住む少年は生まれつき足に障害があり歩くことができない。

毎日ふたりの弟が手作りの車椅子を使って兄を学校へ連れていく道中には一筋縄ではいかないトラブルがたくさん…

 

 

フランス製のドキュメンタリーは非常に興味深く質の高いものが多いと思います。

すぐに思い浮かぶのは『ちいさな哲学者たち』という作品。

世界で初めて、3歳から5歳までの幼稚園児に哲学の授業をしてみたら…という試みを記録した教育ドキュメンタリーです。

日本でも以前「ソフィーの世界」という哲学書がブームになったことがありましたね

(読みましたが正直あんまりピンときませんでした…(;^_^A

考えるということは子供の未来にどのような影響を与えるのか、子供に哲学なんて理解できるの?

なんて斜に構えることなく真摯に向き合った内容でした。

あと『未来の食卓』という作品も印象深いです。

フランスの小さな村で、学校給食と高齢者用の食事を全てオーガニックなものに変更するという試みを記録した作品です。

3~4年前にドキュメンタリーで食品ものが流行った時に公開されていたと思います。

同時期に『いのちのたべかた』とか『フード・インク』『モンサントの不自然なたべもの』とか公開されていた気がします。

10年くらい前ってドキュメンタリー映画が劇場公開されることは少なかったように思うので、

今はドキュメンタリー好きにとってはいい時代ですね~。

フランスのドキュメンタリーは子供と未来にフォーカスした作品が多く、その姿勢が本当に素晴らしいと思います。

 

 

本作では、学校に通う、そのこと自体が大変な困難と危険の中にあるということは

日本に生まれ育った私には非常に衝撃的な事実でした。

しかし問題点をあげつらうことではなく、大変な困難を乗り越えて学校に通う子供たちの

希望と未来を描こうとしているこの作品は、

ぜひとも劇場で子供たちを包む雄大な自然の風景を感じながら鑑賞したいものです。

 

 

ここのところドキュメンタリーの作品を紹介することが多いですが、本当に見たいものが多いんですよー!

今年はドキュメンタリー映画の当たり年かも…?

 

世界の果ての通学路 4/12(土)公開



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